Excelの基本操作・初級とは？- STAFFコラム

2018/08/31

お仕事を探していて、よく目にするのが「Excel基本操作」や「Excel初級レベル」などの言葉。
そもそも、エクセルの基本・初級ってどこまでできればいいの？？ふわっとしていてよくわからない求人内容のナゾ、解決しちゃいましょう！

Excel基本操作・初級とは

実は企業や採用担当者によって捉え方がちがう「基本」。なので、これ！といった明確な正解がないのが実情です。
ブラインドタッチ（キーボードを見ずに入力をすること＝スピードが求められる）や難しい関数のスキルが求められる場合は、求人原稿に記載してある事が多いので、今回は以下の項目を「エクセルの基本操作・初級」とさせて頂きます！

新規作成	デスクトップ上で右クリックをしてExcelファイルを新規作成します。
文字入力	キーボード操作をして文字を入力します。
コピー＆ペースト	文字やセル（Excel画面の一つ一つのマスこと）を右クリックでコピーしたものを、別のセルに貼りつけします。
四則演算	テンキー（キーボードの右側の数字のブロック）の+を使って足し算、-を使って引き算、*を使って掛け算、/を使って割り算をします。
書式設定をする	エクセルファイル上で右クリックで、フォントを変えたり罫線を引いたりします。
検索・置換をする	エクセルファイルのホームタブの一番右の「検索と置換」から、特定の文字の検索や、ある文字を違う文字に置き換えます。
SUM関数	入力してある複数セルの数字の合計を出します。ホームタブの右側のオートSUMも同様。
印刷をする	エクセルファイルの左上の「ファイル」タブから印刷をします。
保存をする	エクセルファイルの左上の「ファイル」タブから保存をします。

Excel中級レベルとは

こちらも企業や採用担当、仕事内容によっても違ってくるので一概には言えません。一般的には、「自分で必要な関数を選び実行できるレベル」が中級と言われています。
下記の関数やピボットテーブルを使いこなせていれば、大抵の事務職は問題ないと考えて良さそうです。

ブラインドタッチができる	キーボードを見ずに入力をすること。スピードを求められる仕事でスキルを発揮できます。
IF関数	クラス全員のテストの点数で、「もし80点以上なら、名前の隣に”合格”と表示させる」「もし79点以下なら、名前の隣に”不合格”と表示させる」ができる関数です。”もし”がキーワード。
VLOOKUP関数	IFで作成したデータを基に、名前を入れると「合格」か「不合格」かを表示させることができる関数です。
複数の関数の組込み	AND関数などを使って複数条件で関数を組む事ができます。
ピボットテーブル	大量のデータの中から、同じ数字（データ）がいくつあるか、また足すといくつになるか、等複雑な集計ができるのがピボットテーブルです。
グラフ作成	日々の売上実績などをわかりやすくグラフ（円グラフや棒グラフ）にする事ができます。

Excel上級者とは

こちらも一概には言えませんが、以下の内容ができればほぼ上級者と言っていいでしょう！一般事務などでは求められる事は少ないと思いますが、上級者になれば選べる求人の幅もぐんと広がります。

部署内共有の資料の雛形の作成ができる	関数などを使って、名前を入れるだけで点数が出てきたりクラス分けができる、部署内で使う資料の基となる物を作れるレベル。
マクロ	ボタンを押すだけで、複数の計算式を自動で行ってくれたり、集計した数値を体裁を整えてメールで送信する、なんて事もできちゃう優れもの。

マクロの記録→コードを手書きしなくてもある程度のマクロなら「マクロの記録」で作成できます。
VBA→マクロのコードを手入力する言語の事。簡単なマクロであれば「マクロの記録」でも可能です。

ExcelのスキルUPは実践あるのみ！
日ごろからExcelが得意な人が作った資料の関数をマネしてみたり、最初はコピーして自分の資料に当てはめても◎。
そうして覚えて行けばいくほど、仕事の効率もぐんとあがるし評価もきっとあがるはず！？です＾＾

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