いくつわかる？よく使うビジネス用語・カタカナ語

よく聞くけどイマイチ意味がわからないビジネス用語やカタカナ語も多いのではないでしょうか？
今さら人に聞きづらい、ビジネス用語・カタカナ語をご紹介します。きちんと意味を理解して、コミュニケーションに役立てましょう！

ア行

アイスブレイク
雑談などで緊張をほぐし打ち解ける為の行いのこと。
＜例文＞まずはアイスブレイクで自己紹介をしましょう。

アウトソーシング
外部に業務を委託すること。
＜例文＞この業務はアウトソーシングを依頼しましょう。

アサイン
「任命する」や「割り当てる」などの意味。
＜例文＞このプロジェクトには3名をアサインしましょう。

ASAP（アサップ）
「as soon as possible」の略。できるだけ急ぎで、という意味。
＜例文＞見積をASAPでお願いします。

アジェンダ
会議で議論する内容をまとめたもの。
＜例文＞本日のアジェンダは○○です。

アライアンス
同盟や連合という意味。ビジネスシーンでは複数の企業と提携関係になること。
＜例文＞サービス向上の為にアライアンス契約を結ぶ。

エスカレーション
上司に相談したり、引継いだりすること。
＜例文＞クレームの為エスカレーションします。

エビデンス
証拠という意味。ビジネスシーンでは議事録を指します。
＜例文＞先日の会議のエビデンスを用意してください。

OJT（オージェイティー）
「On the Job Training」の略。仕事を進めながら行う研修のこと。
＜例文＞入社後はOJTにて研修が行われます。

カ行

クロージング
ビジネスシーンでは、取引や契約の成立のことを指します。
＜例文＞この案件は今週末にクロージングします。

KPI（ケーピーアイ）
「Key Performance Indicator」の略。目標の達成度合いを測る中間指標のこと。
＜例文＞KPIを意識し、目標を達成させましょう。

コミット
「Commitment」の略。目標に対し責任を持ち引き受ける宣言のこと。
＜例文＞売上を上げることにコミットします。

コンセンサス
複数人の合意や意見の一致という意味。合意を得るための根回しの意味も。
＜例文＞営業にこの企画のコンセンサスを取って来てください。

コンプライアンス
「法令順守」という意味。社会的な信頼を得る為の行いという意味も。
＜例文＞弊社はコンプライアンスの順守を徹底しています。

サ行

サマリー
「概要」や「要約」の意味。報告書や会議の議事録などを指します。
＜例文＞会議のサマリーを提出します。

スキーム
「仕組み」や「やり方」のこと。ビジネスでは「枠組みを持った計画」を指します。
＜例文＞このプロジェクトのスキームを検討しましょう。

タ行

ダイバーシティ
企業において、多様な人材（年齢・性別・国籍など）や多様な価値観を活用する考えのこと。
＜例文＞ダイバーシティの一環で、在宅勤務が可能になった。

タスク
課せられた「仕事」「役割」「課題」のこと。
＜例文＞仕事をする上で、タスク管理は重要だ。

デフォルト
初期設定や、「当たり前になっている」こと。金融業界では「債務不履行」を指します。
＜例文＞議事録はデフォルトのものを使ってください。

テレコ
「互い違い」や「入れ違い」「あべこべ」の意味。
＜例文＞A社宛ての荷物と、B社宛ての荷物がテレコで発送されてしまった。

ナ行

ナレッジ
直訳すると「知識」や「知恵」の意味。ビジネスでは、経験や知識など有益な情報のことを指します。
＜例文＞個々が持っているナレッジを組織全体に共有し、事業の活性化を図る事をナレッジマネジメントと言います。

ハ行

バッファ
直訳すると緩衝材のこと。一般的には「余裕がある」や「予備」などの事を指します。
＜例文＞スケジュールにバッファを持たせましょう。

BtoB（ビートゥービー）
「Business to Business」の略。企業が企業に対してサービスや商品を提供するビジネスモデルのこと。
＜例文＞BtoB企業の為のサービスを開発しよう。

BtoC（ビートゥーシー）
「Business to Consumer」の略。企業が一般消費者に対してサービスや商品を提供するビジネスモデルのこと。
＜例文＞BtoC向けのECサイトを開発しよう。

PDCA（ピーディーシーエー）
Plan（計画）、Do（実施）、Check（調査）、Act（改善）の4段階を繰り返す手法のこと。
＜例文＞PDCAサイクルを回して、業務の質を改善させましょう。

フィックス
「固定させる」や「定着させる」の意味。ビジネスでは最終的な決定・確定の意味で使われる。
＜例文＞納品までのスケジュールをフィックスさせてください。

フェーズ
「段階」や「局面」のこと。ビジネスでは過程の一区切りを表します。
＜例文＞準備期間が終わったので、実践フェーズに移しましょう。

ブランディング
企業の価値を高めるマーケティング戦略のこと。自分自身をブランディングする場合はセルフブランディングと言う。
＜例文＞常にブランディングを意識し、認知度を高めましょう。

ベネフィット
「利益」や「恩恵」などの意味。ビジネスでは商品やサービスによって「得をする」や「満足する」などの意味合いがあります。
＜例文＞ベネフィットを掲げることで、知名度を上げて行こう。

マ行

メソッド
目的を達成するために決められたやり方や方法のこと。
＜例文＞営業部で新しいメソッドを取り入れよう。

メンター
ビジネスの場では、精神的なサポ―トや相談役の事を表します。
＜例文＞新入社員にメンターをつけてから離職率が下がった。

ラ行

リスクヘッジ
起こりうるリスクを想定してリスクを避ける対策をとること。
＜例文＞リスクヘッジの為に、10のプランを用意した。

リスケ
「リスケジュール」の略語。スケジュールの組み直しのことを表します。※上司への使用は控えましょう。
＜例文＞明日の会議、リスケさせてください。

リテラシー
直訳すると、「読み書きの能力」。一般的に、特定の分野における理解や知識のことを表します。
＜例文＞あの人はITリテラシーが高い。

リマインド
「念押しの確認」や「再確認」の意味。
＜例文＞明日が経費精算の〆切だから、リマインドメールをしておこう。

ローンチ
ビジネスシーンでは、新しい商品やサービスを世の中に公表することを表します。
＜例文＞先日ローンチしたサービスの反響がとてもいい。

ワ行

ワークシェアリング
労働者の働く時間を短くし分け合うことで、社会全体の雇用数を増やすことを言います。
＜例文＞ワークシェアリングには、メリットとデメリットがある。